日本にカジノはできるのか

映画やドラマの世界のような豪華絢爛な環境で一攫千金を狙ったり、非日常の雰囲気を楽しんだりしたいという人もいるのではないでしょうか。
そのようなときには、日常を離れた旅行先でカジノに立ち寄ってみるのも1つの方法です。
エキサイティングなひと時を過ごすことができるのがギャンブルの魅力ですが、もちろんすべての人が上手く成功させられるというわけではありません。
無理をするのは禁物ですが、自分に合った無理ない範囲で楽しむのは旅行の良い思い出になる可能性があります。
日本人にとって映画やマンガの世界などで身近なカジノと言えば、やはりラスベガスにあるものが挙げられるでしょう。
アメリカではラスベガスで有名なネバダ州にあるものだけでなく、他の州に存在しているものもあります。
とはいえ、訪問客の多さで世界ナンバーワンとなっているのはラスベガスなので、アメリカの他の地域にあるものよりもラスベガスの方が知名度が高いです。
ニュージャージーやインディアナ、アイオワなどにもあり中にはクルーズ客船の中にある施設でギャンブルが出来るようになっているところもあります。
南米にもギャンブルができる国はいくつもありますが、出来ない国もあるのが特徴です。
例えばブラジルやボリビア、ペルーなどではギャンブルはできません。
アメリカやヨーロッパよりも、日本人が訪れやすいところと言えばアジアにある施設が挙げられます。
ルーレットやカードゲームなどでギャンブルをしたり、有名なリゾート地や世界遺産の観光をしたい場合に向いているアジアのエリアとしてはマカオがあります。
ラスベガスやマカオは日本人にも良く知られたギャンブルも出来る海外旅行先と言えるでしょう。
マカオはかつてポルトガル領でしたが、今では中華人民共和国に返還されています。
返還前からギャンブルができる施設がありましたが、カジノのある街として発展を遂げたのは2000年代に入ってからのことです。
今では利益においてはラスベガスを超えるまでになっています。
総面積が世界最大の施設があるのもこの地域です。
日本人にとっても身近な海外旅行先と言えば韓国も選択肢1つに挙げられますが、韓国には外国人専用の施設が多くあり海外旅行者に利用されています。
入場するためにはパスポートを提示することになるのが特徴です。
日本人にも人気の高い施設で、以前はほとんどの利用客が日本人だったという時代もありましたが今では多くが中国からの観光客となっているようです。
アジアではシンガポールもカジノホテルがあることで知られています。
比較的歴史は新しく、合法となったのは2005年のことでした。
よく知られている通り日本では公営ギャンブルのみが可能ですが、それ以外は禁止となっています。
とはいえ今の時代には、IRが今後日本に誕生するかどうかが多くの人たちの関心を集めています。
IRはギャンブルが可能な遊興施設だけでなく宿泊施設やシアター、ショッピングモールさらには飲食店やテーマパークなども集まった施設です。
ラスベガスやマカオにはこのようなIRが多くあり、観光客誘致に役立っています。
IR整備法は2018年に可決されましたが、具体的な建設地はまだ決まっていません。
ギャンブルができる遊興施設はIRの一部で、延床面積の3パーセント以下にになるように決まっています。
外国から訪れる海外の人の場合には無料で入場することができますが、日本人や日本に住んでいる外国人の場合には入場料がかかることになります。
このような入場料はギャンブルの依存症にならないよう防ぐ目的で決められているのが特徴です。
ホテルや劇場などが一体化しているIRには、国際会議ができるような施設も作られる予定で、さらに展示場や公演施設などもできるでしょう。
訪日外国人向けに滞在型観光を提供するのがIRを作る目的です。
カジノのあるリゾートと言えばラスベガスが有名ですが、かつては今のようなエンターテイメント重視ではありませんでした。
エンターテイメントに力を入れるようになったのは1990年代になってからで、それまではギャンブルがメインだったという歴史があります。
方向転換をしてからというものギャンブルによる収益は全体の半分以下となり半分以上はエンターテイメントや宿泊、飲食などによるものとなっています。
マカオの場合には現在のラスベガスとは異なり、ギャンブルがメインの収益で全体の70パーセント以上を占めているといいます。
中国本土からの観光客が多く、高額な利用客はアジアの富裕層です。
シンガポールは全体の半分ほどがギャンブルによる収益となっています。
日本にIR複合施設ができたら、大きな経済効果があると期待されています。
単にカジノを利用する場合の収益だけでなく、周辺の施設を利用する人たちも増えて消費も増加すると考えられているのです。
とはいえルールを決めるとともに、外国人観光客によるギャンブル収益に頼りすぎることがないようにするべきでもあります。

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